CPAP(シーパップ)って何?

テレビなんかでもよく聞く、シーパップって実際どんな機械なんでしょうか。

 

 


CPAP(シーパップ)の正式名称は「持続性陽圧換気療法」です。

 

(Continuous positive airway pressure)

 

 

 

鼻マスクをつけると圧を加えた空気が送り込まれて、上気道が閉塞しないようにしてくれます。空気の通り道がきちんと確保されるので、いびきをかかなくて済みます。

 

なんだか大掛かりな装置のような気がするけど、実際は手のひらサイズで結構コンパクトになってます。

 

重さは1〜2sくらいです。

 

ほとんどの人がこれをつけるといびきがなくなります。ただ、付けないで寝るといつも通りいびきをかくので、これで治るというわけではありません…

 

機械とチューブがくっついているので、まくらの近くに機械を置いてマスクを付けます。

 

 

装着状況の確認や経過観察のために月に一度は通院が必要です。ちなみに再診料は3割負担の人で一回5,000円くらい。

 

CPAP(シーパップ)に副作用はないの?

CPAPの副作用には重篤なものはないけれど、鼻粘膜の刺激、乾燥、うっ血、鼻づまり、鼻出血などが起きることもあります。

 

 

ただ、こうした副作用には予防や治療が十分にできます。
(CPAP専用の加湿器、ステロイドの吸入、鼻腔内噴霧、抗ヒスタミン剤の内服等)

 

また、鼻づまりの原因が鼻ポリープや鼻中隔湾曲症などであればCPAP治療の前に耳鼻咽喉科的処置を受ける必要があります。


鼻マスクの正しい選択とフィッティングが大切

CPAP治療を成功させるためには鼻マスクの正しい選択とフィッティングが大切です。

 

マスクまわりの空気漏れが激しい場合は、マスクの調節、サイズの変更、種類の変更をします。

 

 

また、口からの空気漏れが激しい場合はあごひもを併用します。

 

 

 

ただ、鼻マスクは改良が進んで、空気漏れによる眼球の刺激や接触皮膚炎などはみられなくなっています。

 

新しいタイプの鼻マスクは日本人の顔の形態に合わせて設計されたものや、装着時の違和感が少ないものが登場しています。

CPAPの問題点は?

CPAPの問題点とは?

 

それは

  • CPAP治療をしても睡眠時無呼吸症候群自体そのものが治るわけじゃない

 

  • CPAP治療を途中でさぼる・辞める人が多い

 

 

 

CPAPを付けないで寝るといびきをかいてしまいます。
なのでCPAPを使いながら、減量などをしてCPAPをしなくても大丈夫なようになるのが理想的です。

 

 

実はCPAP治療をきちんと続けている患者さんは全体の5〜7割しかいないそうです。
昼間に眠気がそんなになかったり、減量がうまくいかない人なんかは途中であきらめる人が多いんです。

 

月に一度病院で定期健診をうけないといけないんですがそれが面倒になってきたり…
CPAPを付けるのが面倒になってきたり…

 

すぐに効果が表れないからもう嫌になってしまうのも分からなくはないけど、なんとか継続していい睡眠をとれるようになってほしいですね。

CPAPにはどれくらいコストがかかる?

CPAPを使うなら、毎月1回病院を受診しないといけません。

 

一月だいたい5,000円かかります。

 

減量等でCPAPなしでも大丈夫になればいいですが、長くCPAPを使うほどお金がかかってしまいます。

 

でも、治療しないと糖尿病や脳血管障害などのリスクが高くなるので病気の予防と思えば惜しくないお金だと思います。

 

日本ではまだCPAP治療している人は少ない?

CPAP治療は1998年から日本では医療保険の適応となりました。

 

日本には潜在的な睡眠時無呼吸症候群の患者は200万人はいると言われています。
しかし、実際に治療を受けているのは3万人にも満たないと言われています。

 

 

かなりの多くの人が昼間の眠気などの症状を放置したまま、日常生活を送っているということになります。

 


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